2006年、病気の進化と新しく発表された処置・対処-1
***犬の糖尿病
<症状と原因> 人間と同じように、インスリンの不足が原因でおこるが、肥満や妊娠が原因でおこることも。 主な病状としては、多飲多尿、食欲は旺盛なのに体が、やせてくるなど。病気が進行すると、目に白内障がでることも。治療は、病気が軽いときは食餌療法と定期的な運動で肥満を解消させることが有効。
はっきり糖尿病の症状が出ているときは、インスリン注射をあわせて行う。予防としては、脂質や炭水化物にかたよらない、バランスのとれた食事と適度な運動で肥満にならないようにすること。メスは、避妊手術をすると病気にかかりにくくなる。
<治療の方法> 初期段階では食事療法や運動療法、また黄体ホルモンが原因の場合は、不妊手術などが有効です。また、インスリン注射を行うこともありますが、症状が改善されれば減量や中止も可能です。ただ、「インスリン依存性」に進行した場合は、生涯のインスリン注射が必要とされます。
***アジソン病
<症状と原因
・治療の方法>
クッシング症候群とは逆に、副腎皮質ホルモンの分泌が不十分なためにおこる病気。
症状は、元気がない、食欲がない、下痢、吐く、体重が減る、脱水、腹痛など。大きなストレスを受けたあとに発病しやすく、コリーやプードルに多い病気。治療は、副腎の働きを助ける薬を生涯与えることになる。
***ジステンバー
<症状と原因> ジステンバーウイルス(感染犬の分泌物)が、排泄物中に出るウイルスが 空気により伝播し感染する。特に冬期時、寒く乾燥した環境で伝染が強い。(-10℃で半年以上、4℃で7〜8週、室温で7〜8日、感染力を維持)
高い熱・目やに・鼻水・クシャミが出て、元気・職意欲がなくなります。
また、嘔吐や下痢をしたり、ふるえやケイレンなどの神経症状を起こす場合もあります。特に子犬では、死亡率の高い伝染病です 。
<治療の方法> ワクチンで予防できる病気ですので、幼犬時のワクチンと老犬になってからの、追加ワクチンを欠かさずに受ける事が大切です
***低血糖症
<症状と原因>
症状として犬は、虚弱化し不安症状を示します。低血糖症と呼ばれるこの疾患は、糖尿病の逆の症状です。血液中の糖が下がりすぎると、体細胞はおもなエネルギー源を失います。
低血糖はさまざまな原因によって起こります。なかでも一般的な原因のひとつとして、インスリンの過剰投与があります。そして、インスリン分泌性腫瘍もその他の原因として考えられます。

<治療の方法> 子犬の低血糖症はブドウ糖を与える事によって治療します。また成犬であれば食餌をすると一般的に症状がおさまります。すい臓の腫瘍で低血糖になったときは腫瘍の治療をおこないます。
***黒色腫(メラノーマ)
<症状と原因> 皮膚の黒色腫は、犬の皮膚腫瘍の中では比較的少なく、黒い犬、老犬に多い。頭部、四肢、胸部、腹部、背部に境界明瞭なドーム型黒色の結節ができるものは多くは、良性の黒色腫である。
切除でふつうは治癒する。しかし口腔内や爪床(爪のつけね)に発生するものは、非常に悪性で、発見したときにはリンパ節転移がすでに起こっていて手遅れのことも。
<治療の方法> 一般的な治療法としては、扁平上皮がんの場合と同じように、周囲組織を含めて切除します。がん細胞を確実に破滅させるために、悪性黒色腫の切除後に、術部とがんが広がっている部位に放射線療法を行うこともあります。

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