猫がかかりやすい病気、症状などを紹介しています。
下痢、血便が見られたら
<症状>
下痢・血便の症状が見られたら、便の色や状態を見てみましょう。血液が混じっていたら要注意。
血液が混じっていた場合、上部消化管(胃・十二指腸)からの出血の疑いがあります。
<病名>
猫→胃腸炎、ネコパルボウイルス感染症、肝炎、膵炎などの疑いがあります。
水を飲む量が増えた
<症状>
以前と違い、気温や環境に関係なく、水をよく飲むようになった、異常に多くの水を飲むようになったときも注意しましょう。
<病名>
甲状腺機能亢進症、腎不全、糖尿病、子宮蓄膿症などの疑いありです。
子猫をお迎えしたら気をつけてほしいこと
生後約2か月・・・1回目の予防接種と検便
この時期くらいに1回目の予防接種を行います。
一般的には3種混合ワクチン、あるいは5種混合ワクチンの予防接種を行います。
生後約3か月・・・2回目の予防接種 ノミやダニなどの予防接種を
2回目の予防接種を行いましょう。一般的に3種混合ワクチンを接種いたします。5種混合ワクチンもありです。活動範囲も広がり、外出も考えてノミ・ダニの予防をしてあげましょう。
生後約6か月・・・避妊や去勢手術、発育状態をしっかり管理
繁殖を望まれない場合は、生後6カ月以降で早い時期での去勢・避妊手術をご提案いたします。しっかり考えてあげましょう。
日常のお手入れでチェックしましょう。
排便の回数、便の状態はいいですか?
食欲に変化はありますか?食べる量、水を飲む量も観察しておきましょう。
元気かどうかは、動きや歩き方、鳴き方でも変化があります。
毛や皮膚に異常がありませんか?傷や痛みにはやめに気づいてあげましょう。
猫の爪切り
猫は通常爪を指のさやに収めており、自分で爪とぎをしながら、自分にとって適度な長さに保つようにしています。爪切りが必要となるのは、決められた爪研ぎの場所で爪を研がないで部屋の家具やカーペットなどを傷つけてしまう場合とか、人や他のペットを引っ掻くなどの危険があると感じたら場合、年をとって上手に爪研ぎができない場合が考えられますので、是非、爪とぎのケアをお願いします。